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 先生からの言葉(巻頭言



「日本文字」を伝えよう
全国書教研連盟会長
安 藤 隆 弘


 二月は昔から逃げると言われるぐらい、あっという間 に過ぎるからです。
「学習指導要領」戦前の学習指導については「小学校令 施行規則」によって規制され、「国定教科書」の内容を取 り扱う制度となっていた。その方式が戦後学習指導の法 的拠り所として『学習指導要領 試案』(文部省 昭和二 二年)となった。
次いで昭和二六年の「試案」から、官 報による訓令・告示により改訂された三三年版によって 基準性が確立された。
 ①『学習指導要領 国語科編』(中学校書きかたをふく む)昭和二二年一二月・・・正しい筆順によって書いて いく・・・
 ②『学習指導要領 小学校国語科編』昭和二六年一二 月 *習慣によるだいたいの筆順に・・・(第一学年) *字画にまちがいなく適切な順で書かれていること が・・・
(第二学年)*標準的な筆順でかくことができる・・・
(第三学年)
③『学習指導要項 小学校国語科編』昭和三三年一〇月
*筆順に従って(第一学年) *筆順に注意して・・・ (第二学年)  
第三学年以上では「筆順」の語は見られないが、指導 しなくてもよいということではない。第一・二学年に筆 順があれば、第三学年以上でも指導することは当然のこ とである。「文字の筆順や字形をよく記憶するのが役だ ち」と期待している。
④『学習指導要項 小学校国語科編』昭和四三年七月 
*第三学年にも「筆順に従って」の文言が加わり、毛筆 学習によって「文字の筆順を正し」と、積極的に期待を 寄せている。「小学校における筆順の指導が、将来の文字 の書写の大部分を占める」と力説している。月日の流れ が、文字の筆順のように、どんどん進んで行くのである。

2月度スピーチ
 


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